筑波大学では、オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会を継続して開催しています。
第3回目となる今回は、シベリア北東端にしてユーラシア大陸最東端に位置するチュクチ半島の漁村を舞台にした、フィリップ・ユーリエフ監督の映画『キットボーイ』(2020)を日本初上映いたします。
チュクチ半島は1年のうち10カ月は冬ときわめて厳しい自然環境に置かれ、また、アメリカ本土まで86kmの位置にあることから、ソ連時代は長く立ち入りを制限されてきました。『キットボーイ』は若手ロシア人監督が7年間現地に住み込んで撮りあげた作品で、ロシアの都市部とはかけ離れた辺境の映像を通して、格差や貧困、さらに国境問題について深く考えさせられる作品です。
上映作品:フィリップ・ユーリエフ『キットボーイ』(2020年、93分)
ロシア語・チュクチ語・英語/日本語字幕付き
日時:令和4年2月4日(金)18:00-20:00
17:45 Zoom開場 ※お早めにお入りください
18:00 作品解説 「ユーラシア極地の映像から考える貧困・格差・国境問題」
(筑波大学UIA梶山祐治)
18:22 上映会場開場
18:27 映画『キット・ボーイ』(93分)上映(-20:00)
※初めにZoomで作品解説を行なった後、映画は高画質な動画が視聴可能な動画配信プラットフォームサイトULIZAに移動していただきます。
ご案内は、作品解説中にいたします。
会場:オンライン (Zoom、ULIZA)
対象:本学学生、本学教職員、一般
申込方法: 本映画上映会は Zoom を使用します。下記申込フォームにて参加登録をすると、どなたでも無料でご参加いただけます。
ご登録後、入室のための URL をお送りいたします。
Zoom利用が初めての方:招待メールが届きましたら、URLをクリックしてアプリのダウンロードとインストールをお願いいたします。
Zoomが繋がらないなどの相談は受けられませんので予めご了承ください。
<申込フォーム>(定員500名)
主催:筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」
協力:日本・中央アジア友好協会(JACAFA),筑波大学 国際局,学生部,グローバルコミュニケーション教育センター社会貢献委員会, スーパーグローバル大学事業推進室,グローバル?リーダーシップ教育プログラム,人文・文化学群,社会・国際学群
問合せ:NipCAプロジェクト担当事務室
TEL: 029-853-4251 / Email: info[at]genis.jinsha.tsukuba.ac.jp ※[at]は@に置き換えてください