| 2011/03/03 | コレクションに見るロシア演劇のモダニズムとアヴァンギャルド |  | by 岩本和久 |
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演劇博物館では特別展「コレクションに見るロシア演劇のモダニズムとアヴァンギャルド」を開催中です。芸術座、バレエ・リュス、ワフタンゴフ、カーメルヌイ劇場からキャバレーまで、演博の宝物が総出の見ごたえのある展示です。皆様どうぞ足をお運びください。なお、3月1日―27日と、昨年のメイエルホリド展よりかなり期間が短くなっておりますのでご注意ください。
3月11日(金)には、この展示の演劇講座として早稲田大学名誉教授・川崎浹氏に「チェーホフとロシア・アヴァンギャルド」と題する講演をいただきます。皆様のご来聴を歓迎いたします。
早稲田大学演劇博物館企画展
「コレクションに見るロシア演劇のモダニズムとアヴァンギャルド」
日時 2011年3月1日から3月27日
10:00―17:00、火・金は19:00まで開館
会場 企画展示室II
会期中の休館日 3月20・21日
主な展示品
1904年モスクワ芸術座ポスター;モスクワ芸術座ポストカードコレクション;ゴンチャローワ、ラリオーノフ、バクスト オリジナル版画;初版『悲劇ウラジーミル・マヤコフスキー』『太陽の征服』他未来派関連資料;1914年こうもり座ポスター;バレエ・リュスプログラム類、写真類;セルジュ・リファールのバレーシューズ;アンナ・パヴロワ日本公演関連資料;ステンベルグ兄弟によるカーメルヌイ劇場のポスター 他多数
演劇講座「チェーホフとロシア・アヴァンギャルド」
講師 川崎浹(早稲田大学名誉教授)
日時 2011年3月11日(金)14:30〜16:00
会場 早稲田大学8号館3階308教室
主催 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
入場無料・予約不要
講演概要
ロシア未来派は一九一二年にマヤコフスキイとブルリュークが中心になって文集『社会の趣味への平手打ち』を刊行した。その中でかれらは「古い文学は現代の汽船からほうり出せ」と言って、トルストイ、ドストエフスキーからレーミゾフ、ブーニンに至るまでの著名な作家たちの名をあげているのだが、不思議なことにチェーホフの名が書かれていない。以前から私はこのことが気になっていたので、ロシア・アヴァンギャルドとチェーホフの繋がりを探ってみることにした。