オンライン連続講演&討論会:日露の美術工芸交流とマトリョーシカ
第3回「山本鼎の農民美術とロシア」
日時:11月21日(土)14:00ー16:00(少し延長可能)
Zoom開催
講演1 上田市立美術館学芸員 小笠原正 「日本で芽吹いた農民美術の種」
講演2 一橋大学名誉教授 中村喜和 「山本鼎とロシア」
このオンライン連続講演&討論会は、2020年度に開催予定だった日露美術工芸とマトリョーシカに関するシンポジウムの講演部分を、一つずつオンラインで開催しているものです。幅広い興味と様々な専門を持つ人たちが集まって情報を提供しあい、ともに考えています。すでに第1回「マトリョーシカ日本起源説をめぐって」(熊野谷葉子)、第2回「ロシアの工芸とジャポニズム ミハイル・ヴルーベリを中心に」(上野理恵)が行われました。
第3回は、「児童自由画教育運動」や「農民美術運動」でも知られる芸術家、山本鼎がテーマです。フランス留学から帰国途中の1916年、ロシアに4か月間滞在した山本鼎は、そこで帰国後の活動の礎となる体験をしました。山本鼎の故郷であり活動の中心だった上田市とZoomでつなぎ、上田市立美術館学芸員の小笠原正さんにお話をうかがいます。更に日露文化交流やロシア文化に関する数多くの著作で知られる中村喜和・一橋大学名誉教授にも山本鼎のロシア体験についてお話を伺います。
この会にはどなたでもどこからでも参加できます。ミーティング管理のため参加を希望される方は下記よりお申し込みください。使用言語は日本語です。
■お申込み
■連絡先:熊野谷葉子研究室 kumanoya@keio.jp