北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(SRC)では、客員研究員セミナーを下記のように開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしています。
日 時:2021年12月15日(水)16:30-18:00
報告者:本田晃子(岡山大学/SRC客員准教授)
題 目:社会主義住宅 最後の実験:ブレジネフ時代のユートピア
概 要:1960年代後半から1970年代にかけてのソ連では、経済性に重きを置いて開発された「フルシチョーフカ」や「ブレジネフカ」と呼ばれる集合住宅――ソ連型団地――が各地に建設され、画一化された景観を生み出した。その一方で、一度は忘れ去られたはずの社会主義住宅の理念を再び取り戻そうとする建築家たちも出現した。そのような試みの例として、本報告ではブレジネフ期に行われたナタン・オステルマン、ミハイル・ポソーヒンらの社会主義住宅・社会主義都市の実験について論じる。
開催方法:Zoomによるオンライン
連絡先:安達大輔(SRC)adaisuke@slav.hokudai.ac.jp
*2021年度客員研究員一覧