オンライン連続講演&討論会:日露の美術工芸交流とマトリョーシカ
第1回「マトリョーシカ日本起源説をめぐって」熊野谷葉子
日時:第1回 8月22日(土)14:00ー16:00 (第2回以降は調整中)
会場:Zoomミーティング
参加費:無料
折り返しZoomのURLをお知らせします。
対象:どなたでも
備考:第2回以降の日程と講演者は調整中。決まり次第webサイト他でお知らせいたします。
主催:マトリョーシカと日露美術工芸研究会
後援:慶應義塾大学教養研究センター
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このオンライン連続講演&討論会は、2020年3月と6月に予定していた日露美術工芸とマトリョーシカに
関するシンポジウムの講演部分を、月1回を目安に一つずつオンラインで開催するものです。来往舎の
ギャラリーで予定していた貴重なマトリョーシカや日本の輸出美術工芸品の展示は先送りとなりますが、
連続講演の開催によって研究と交流を進め、来年度の展覧会開催につなげたいと思います。
マトリョーシカの起源は日本の入れ子人形である、という説があります。真偽は未だ不明ですが、
火のないところに煙は立ちません。この説が生まれた背景には、帝政末期からソ連時代のロシアと、
明治・大正・昭和に至る日本との、人やモノの交流があったのです。それは具体的にどんなものだったのか、
日露の美術工芸やマトリョーシカに関心を持つ様々な分野の専門家が集まって情報を提供しあい、議論し、
考えようという企画です。各回はZoomのミーティングによる約1時間の講演と1時間の自由討論から成り、
どなたでもどこからでも参加できます。