ロシア語ロシア文学研究
第40号(2008年)

 

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研究論文

丸山由紀子  モスクワ・ルーシ時代のロシア語文献におけるスラヴャニズムの使用基準 ―『ペルミのステファン伝』『ラドネシのセリギイ伝』にみる双数形の用法―
八木君人  ボリス・エイヘンバウムの文芸学における文学作品の非文字テクスト的要素
本田晃子  ガラスの塔の廃墟にて ―ペーパー・アーキテクチャー運動におけるガラス建築の回帰―
越野剛  ナポレオン戦争におけるフョードル・ロストプチンと民衆(ナロード)イメージ
土居伸彰  ノルシュテイン『話の話』にみられるエイゼンシュテイン理論の影響について
杉野ゆり  プーシキン『青銅の騎士』における黙示録のテーマ
大山麻稀子  Эпоха безвременья(沈黙の時代)の詩人たち
酒井英子  Kushner's Intertextual Practice: Blok and the Poet's Persona
大森雅子  ミハイル・ブルガーコフと1920年代ソ連の反宗教プロパガンダ雑誌
秋草俊一郎  Before/After ホロコースト―「報せ」における二度の「翻訳」―
高柳聡子  マレーナ・パレイ初期三部作における〈病気〉の表象

書評

林田理恵著『ロシア語のアスペクト』南雲堂フェニックス(服部文昭)
狩野晃子著『ロシア語の比喩・イメージ・連想・シンボル事典―植物―』日ソ(栗原成郎)
高野雅之著『ロシア「保守反動」の美学』成文社(大須賀史和)
坂庭淳史著『フョードル・チュッチェフ研究―十九世紀ロシアの「自己意識」―』マニュアルハウス(三好俊介)
鈴木正美著『どこにもない言葉を求めて 現代ロシア詩の窓』高志書院(武田昭文)
澤田和彦著『白系ロシア人と日本文化』成文社(源貴志)
K. Ju. Lappo-Danilevskij, Gefühl für das Schöne. Johann Joachim Winckelmanns Einfluss auf Literatur und ästhetisches Denken in Russland. Köln; Weimar; Wien; Böhlau, 2007. (鳥山祐介)

2007年度学会特別企画:プレシンポジウム要旨
「生きのびるためのアート―ロシア美術の最前線」(鴻野わか菜)

2008年度日本ロシア文学会賞

学会動静

追悼:新田實先生(佐藤純一) / 工藤幸雄先生(水野忠夫) / 工藤精一郎先生(渡辺雅司);
役員・委員等一覧;支部連絡先;編集委員会より

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